月齢15.6の春雷の話

 


My spring day 私の春の日。

 

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またこの季節がやってきてしまった。花粉症がつらくて外に出たくない、かといって家にいてもそわそわして落ち着かない。二月の後半です。カムバの衝撃も落ち着かないまま、来たる日に向けてブログを書きはじめました。去年と変わらず何を書けばいいのかわからない。もう一年経ったなんておかしくないか、時空が歪んでるような気がする。

 


あっという間に一年が過ぎて、またユンギさんが一つ歳を取る。本人はどんな気持ちで誕生日を迎えるんだろう。私は毎年いろんな感情でぐちゃぐちゃになって泣きながら3月9日を迎えるのできっと今年もそうだと思う(予言)相変わらず凝りもせずユンギさんのことが好きなまま一年を過ごした。死んじゃいたいぐらい好きなのに殺してももらえないままだらだらと生き延びてしまった。でも違う要因でへこんだり傷つけられたりした時は、ユンギさんを好きでいることに何回も救われてしまった。私がどれだけ好きでどんなふうに思ってて、っていうことはユンギさんは知らないし(当然)知る必要もないし呪いになってしまうからそれでいいんだけど、私にとってはお守りみたいなもののようです。ユンギさんを好きでなければ耐えられなかったような夜がいくつかあって、何かに迷ったときはいつもユンギさんならどうするかなって考えて答えを見つけるようになった。逃げてもいいけどきっとユンギさんなら逃げない、出口が後ろにあってもそこに背を向けている姿をきっとずっと忘れない。私が私でいる大きな理由は、ずっとユンギさんだ。あなたみたいな強くて凛とした人になるにはあとどれくらい、何が必要でしょうか。

 

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私はこんなに救われているのに、私がユンギさんにあげられるものが何にもないのが本当に毎日もどかしくて申し訳ない。いや別にユンギさんが私から欲しいものがあるわけがないんですが(チーン)本当ならしてあげたいことがたくさんあるのに、、寒いところにいるユンギさんを毛布でくるんでこたつに放り込みたいし、なんかもう傷口を塞ぐ血小板になるとかもうそんなんでもいい、、

ユンギさんがどこかを痛めているとかを聞くともう胸の中がフォークでぐっちゃぐちゃにされてるぐらい痛いしユンギさんの親指に傷があって血が滲んでいるのを見るのもつらい。あんなに忙しい毎日の中に小さな怪我や痛みが何もないなんてあり得ない話だけど、どうか痛いところがありませんように。ユンギさんを傷つける人が近くにいませんように。親指を噛む時間が一秒でも少なくありますように。いつだって私の人生を慰めてくれて、寄り掛かって休んでいいよと言ってくれるあなたが心を休ませられる場所がちゃんとどこかにありますように、、

 


これは自分でも不健康だと思うしどうにかならんものかねと常々思っていることだけど、どうやら自分の中にユンギさんを神格化してかみさまだと思っている人格とリアコの人格が存在している。あなたのことが好きで好きで仕方がない、って思った次の瞬間、私のかみさまにそんな汚い感情を向けてくれるなと自分に殴りかかる人格がいるのです。毎日のように殴り合いをしているしどっちも死んでくれない。あんなにしぶといんだこれが。自分でも全然ついていけません、自分のことなのに。とどのつまり死んだ方が早いんです。死ぬの難しすぎ、生きる気なくても腹が減るシステムあまりにもバグすぎ…てことでしぶとく生き残っているわけです、、

 


私の家は宗教に入信していて親はまあまあしっかり信仰しているけど私には信仰心というものが全く無く、これも遺伝子バグだなあと思う毎日。じゃああなたのかみさまってどんな人ですか、って聞かれたら銀河鉄道の夜の名台詞しか出てこない訳なんですよ。

 


「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです」

 

 

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………………………………

 


ユンギさんは神様どころかアイドルである以前に一人の人間なのに。寝て起きて食べて頑張って仕事をしていて、同じ24時間を生きている人間だと知ってるのに…

崇拝とリアコが共存してるって仏教徒が釈迦にガチ恋してるようなものでしょ、もうめちゃくちゃすぎて自分でも何言ってるかわかりません。きっと私がいつかオタクをやめるか死ぬ時まで付き合っていかないといけないことなのでもう諦めます。南無三

 

 

 

去年の誕生日から今日までの一年、ユンギさんにとってはどんな一年だったんだろう。2018年の4〜5月(日本のペンミ〜FAKELOVE)らへんほどしんどそうな顔は見ていないような気がしているのでよかった、、頬が露骨にげっそりしているユンギさんは見たくないのです…質量が1gでも減るのはよくないのです(ほっぺた警察)やりたいことができて、あったかい布団で眠れて、いい夢を見れた日が多かったらいいな。ユンギさんがこうだったよって教えてくれること以外知ることができないから、たまにそれを教えてくれるだけでオタクは明日も生きていけるのです。

 


マイクをたった一つの武器みたいにしっかり握りしめて戦うように歌うユンギさんが好き、自分の弱いところ、怖いものを全部音楽にして教えてみせてくれるユンギさんが好き、固いものを顔で開けるユンギさんが好き、ねこちゃんみたいにかわいいユンギさんが好き、うんちくを話したがりなユンギさんが好き、今年もやっぱり、たぶん来年もきっと、ユンギさんの生きる明日が好きです。

突き刺さったガラスを自分で引っこ抜いて、傷口も手のひらも血だらけになってもまだ足が動くなら歩くだけ、そうやってエネルギーを音楽に変えてきた人。痛々しい傷は見たくないけど、ユンギさんが流した血汗涙でできた音楽やパフォーマンスに心臓を掴まれてどうしようもないのです。この矛盾を解決できる日もきっとこないのでずっと付き合っていこうね。せめてよく眠れる日が多くあって、辛いとかしんどいと思う日よりも幸せだと感じる日の方がもっと多くありますように。今日もたくさん祝われてるといいな、それの一部でも見せてくれるともっと嬉しいな、、

 

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どれだけユンギさんのことが好きでもユンギさんには一ミリも関係ないのでたぶんこれからもずっと勝手に好きでいるんだろうな、、ユンギさんが私のことを知らないのは当たり前だしリアコの私はいつもそれで死んでいるけど、私がどれだけポンコツでいろんな失敗をして凹んでも一番好きな人がそれを知らないでいてくれることに救われている、ほんとだよ……

 


私の恋に似たなんだか汚いぐちゃぐちゃのスパゲティみたいなものは、一生好きですと言えないまま目も合わないまま終わるべくして終わるようです。ユンギさんにとって呪いにならないように、ひっそりこっそりあなたの無事だけを祈っています。いつかユンギさんの姿が見えなくなる日か、私がユンギさんを探さなくなる日か、どっちが先に来るのかはわからないけど…でもユンギさんがいつかアイドルをやめても音楽をやめても、歌ったり踊ったり笑えなくなっちゃったりしても、たぶん私は勝手に好きなままいるような気がする。オタクはそんなものだ。自分の選んで信じてきたことを疑わずに、そのままの後ろ姿を追わせてほしいだけなのです…毎年っていうか毎日同じこと言ってるような気がするけど、ユンギさんが健康でいてくれればそれでいいのです、、

 

「僕たちずっとずっと長く会いましょうね」

 

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ユンギさんが福岡で言った言葉に縋って生きている節がある ずっと長く会えるように私も自分の生活をどうにか頑張らないと…また来年もお祝いできるように、、

お祝いのブログに恨み言を書きたくはないけど、一年で一番たいせつで特別な日の準備を進めていたのに、某ウイルスくんのせいで台無しになってしまった。行ったって会って直接祝えるわけでもないけど、好きな人の生まれた国に行ってなんとなく近いところでお祝いがしたかっただけなのに、それすら叶わなかった。呪われすぎた私に残ったのは無駄な三連休。かわいいケーキも予約したのに、、エーン…来年こそはリベンジして、大邱にも行こうと固く誓いました。とっても特別にはならなかったけど、いつもより特別に楽しく幸せに過ごしたい。好きな人の誕生日だもん…

 

 

 

文字を書くことが少なくなったからかあんまり得意じゃなくなったし上手くまとまらなかった。ユンギさんのいる場所が寒くありませんように、高くても怖くありませんように。メンバーとおいしいご飯食べていっぱい祝ってもらって楽しく過ごしてくださいね。祝福だけが溢れる温かい日になりますように。

 


生まれてきてくれて本当にありがとう、あなただけが私の音楽です。

 

 

 

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2020.03.09

HAPPY SUGA DAY!

 

 

 

仕事を辞めた話


仕事を、辞めた(そうですか)

要約するとそれで終了だけど、数えると六年もいた場所を六文字で終わらせるのはさすがに忍びないような気がしたので久しぶりにブログを書いてみようと思う。自分がここにいたことと、自分がいた場所にいた人たちのことを忘れたくないので残しておきたい。それだけなので暇で無ければ読まなくていいです………

 

 

 

「CDショップで働くこと」が、高校生の頃の小さな夢のひとつだった。好きなバンドの新譜が出ると知ればチャリを飛ばして予約をしに行き、フラゲ日には部活の自主練を放り出してまたチャリを飛ばして通ったCDショップがある。気付いたらそこで働いていて、フラゲ日を楽しみに来た人へ手渡す側になっていた。

 


CDショップに憧れていた理由はきっと好きなアーティストのポップを書いて好きな装飾が出来るから、だったような気がする。それは間違っていなかったけど、思った以上に仕事が多くて大変で、そして割りに合わないことが多い(重要)毎日の商品の入荷処理、販促物の整理、入荷連絡、返品、セールの準備に片付け、書類の発送、予約票の印刷やら商品の発注、レジ、問い合わせの対応、最低限のタスクに追われるだけで一日が終わることの方が多い。そこに毎週でる新譜の展開準備、どこに何を作るとかの展開図を考えて店長に提出して、GOサインが出ればポスターを切り刻んで準備開始になる。

 


こんなことをやっていていつ好きなアーティストのポップを作るのか………………と途方に暮れながら、人に仕事を押し付けて(語弊)空いた五分を少しずつ繋げ合わせてA4一枚のポップが完成する。気合いを入れると一週間以上かかる。

どれだけ時間がなくても、一枚のポップで給料が上がらなくても(当たり前です)、それが一番楽しかった。誰が読んでくれるかとかは分からないけど、画像を切って貼って字を書くことが楽しかった。まだ退職した実感があまりないけど、もうあの楽しさをもう味わえないのかと思うと寂しい気がする。

「これ誰が書いたんですか?」「写真撮っていいですか?」と聞いてもらえたことも何回かあって、それがすごく嬉しかったことも覚えている。メンバーの誕生日ごとに作っていたものを楽しみにしてると言ってくれて、毎回店に来てくれている人もいた。あんな小さく汚い字で詰めて書いてあるのに読んでくれてどうもありがとうございました(届かない想い)

 


(これを読んでくれている人がいたら、たまにCDショップに行くことがあれば少しでも足を止めて、置いてあるポップを読んであげてほしいなと思います………たぶんめちゃくちゃ時間が無い中、そのために何かを削って犠牲にして書いたんだと思うので…知らんけど…)

 

 

 

 


ケーポップをかじっているのが私だけだったのもあって、ケーポップコーナーを好きに改造させたくれた店長にも感謝している。ありがとうございました………私物化した挙句好き放題してすみませんでした………(届かない謝罪)でも私が少年団にハマる前まではケーポップよわよわ店だったけど私の魔改造によって売上成績が上がったのは確かなのでちょっとだけ感謝してほしい(高慢では?)今では立派な稼ぎ頭になり、少年団のカムバが決まると店長は売上を期待してニッコリするようになりました。分かる………

最初の入荷数は店側が希望を出して決定するんですが、その数を並べると少年団がどれだけ売れたかよく分かるので面白い。輸入盤に限った話をすると↓

LOVEYOURSELF 承10枚

LOVEYOURSELF 轉50枚

LOVEYOURSELF 結80枚

MAP OF THE SOUL PERSONA 80枚

こんな感じに膨れ上がっていった。まず輸入盤で10枚を超えることはない&80枚の希望を積むのは少年団とTW……Eぐらいなのでこの数字はすごい(当社比)一枚でも多く売って少年団のポケットマネーを増やす…!というのが私の頑張る理由でもあったので少しでも貢献できたなら良かった。これぐらいしかできなくてすまないとも思っていた。みんなずっとうちで少年団のCDを買ってください、よろしくお願いします………

 

 

 

幸い人間関係に悩まされたこともなく、みんな個性豊かで面白いスタッフばかりだった。みんな好きなアーティストもバラバラで、なぜか王道のJ-POPが好きな人がいない不思議な職場だった。城とガンダムと宇宙が好きでどこからか無名のバンドを引っ張り出してくる店長、オタクのくせに六兆年と一夜物語を知らないメタラーの先輩、ジャニオタと声優オタとソシャカスとバンギャを足して4で割ったフッ軽同僚などがいた(濃くない?)先輩と同僚は私と同じぐらいのゲラでいつも何かと面白いものを見つけてきて延々と笑っていた。仕事がはかどらないのは大体二人のせいだった気がする。ちなみに店長は横山光輝三国志関羽に似ている。「そんなものはない」の顔にめっちゃ似てる。無口だしずっとスカしてるけどたまに素でめちゃくちゃ面白いことをするのでズルい人だった。

みんな自分の好きなものにしか興味がなく、嫌いなものにわざわざ時間を割かない人たちばかりだったから人間関係のいざこざが起きなかったんだと思う。良い意味で人にあまり興味がないみたいだった。よくこんなオタクばっかり集まったなあと思う。こんな類友な職場にはきっともう出会えない気がする。おかげさまで楽しかったです。

 

 

 

お母さんにDVDを買ってもらえなくて泣き叫ぶ子供、恥ずかしそうにアイドルのCDをレジに持ってくる男子高校生、試聴機で踊り狂って出禁になったおじさん、自分が何を買ったかも覚えていないボケ散らかした爺さん、本当にいろんなお客さんがいた。クレーム受けたり話が通じなくてバトったりしたこともあったけど、思い返すと面白い人の方が多かったような気がする。みんな好きなCDや見たい映画を買いにくるんだから当然と言えば当然だ。でも店員に敬語を使えないやつはちゃんと義務教育を通ってから社会に出ような(やめなよ)

 

 

 

CDが売れない時代だとは言っても、必ず毎日なにかを探して買っていく人がいる。確かにストリーミングやダウンロードの方が便利なのは分かるけど、CDはずっとあってほしいなと思う。ジャケットや歌詞カードはCDでしか手に入らないし、CDのシュリンクを破って開ける時のワクワク感はダウンロード出来ないのです……偉い人には分からんのです………

握手会やイベントのために消費されるのは正直悲しくもあるけど、そうでもしないと売れない時代なので仕方がない気もする。でも好きなアーティストが作った作品を手元に残せる媒体として一番いいものだと思うので、これ以上廃れずにあり続けてほしい。CDを買うまで聞かずに我慢して、ようやく買ったバンプのCDのテープを破る瞬間のワクワクとドキドキは、たぶん死ぬまで忘れないし忘れたくないなと思う。

 

 

 

音楽がきっかけで始めた音楽に携わる仕事はやっぱり楽しかった。仕事に追われすぎて心が死んでmagic shopを聞いて泣きながら帰った日もあったけど、次の日にはまた好きな音楽に背中を押されて店に立っていた。勝負だ!と思う日にAgustDを聞いて気合いを入れてロッカーを出たこともあったし、何をするにも近くにあるものは音楽だった。

 


それでもこの業界の給料の少なさは悲しいもので生きていくには厳しくて、「音楽が好き」だけではどうしようもなくなってしまった。悲しいけど卒業するしかなく、店を離れて繁栄を祈ることになった。店長に会った最後の日に挨拶をしたらいつでも戻ってきてと言われた。あの人は感情が読めないターミネーターなのであまりというか全く人を褒めない。たま〜〜に遠回しに、しかも人伝いに展開を褒めてくれることが半年に一回あるかないかぐらい人を褒めない(かといって貶しもしないです)

だから特別必要とされてる気もしなく、代わりがいないからこいつでいいやぐらいに思われてるんだろうと思っていた。だから「どこにも再就職できなかったら戻ってきますwww」って返した時に言われた「その時働いてるスタッフを辞めさせてでも空きを作るからいつでも戻ってきて」で涙腺がぶっ壊れて、ロッカーで三十分くらい泣いた(泣きすぎ)働いてる時に言ってや!そしたらもっと頑張れたわ!とキレながら泣いた。もっと好きって言ってほしかった!と別れ話をするカップルみたいで嫌だった。

 


一ヶ月ぐらいは溜まった有給消化期間なので満を辞してニートを楽しもうと思う。戻れる場所があると思えば楽に転職活動できるよねというあまちゃんな感覚でぼちぼち仕事を探します。ニートに飽きたらしれっと休日出勤してそうで怖い。これ以上好きな仕事といい職場に出会える気はしないけど、そう思えるような場所で働けて本当に良かったと思う。

 


私へ

六年間お疲れさまでした よく頑張った!

私より

 

 

 

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たくさん書いたなあ

(自分では捨てられなかったので、「これを見つけた人は捨ててください」と遺書を残して引き出しの奥に隠してきました)

 

 

0309

 

1993年3月9日、私が生まれる一年と少し前、まだ肌寒いなかに春を連れて生まれてきたひと。

 

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私がユンギさんを見つけるまで23年と少しがかかってしまった訳ですが、それまでの間ずっと生きて、防弾少年団のシュガとしていてくれてありがとう、と言いたいです。届かないけど。どうせ書くのに時間がかかるから2/21からこれを書き始めた訳ですが、最初の二行を書いて涙が出てきた限界キモオタクなので本当に無理だなと思います(そうですね)去年のユンギさんのお誕生日を迎えるのはこんなに怖くなかった気がするんですけどね………更に重くなったんだなと…
まあいそいそと書き始めた割に何を書けばいいのかはよく分かっていない。


このアカウントではあまり出さないようにしてるんですが(ほんまか?)私はまあいわゆるリアコというやつで、しかも残念な方のリアコで、ほとんど毎日ユンギさんへの思いを拗らせては「死にたい………」と言うのが日課です。ユンギさんを推さなきゃよかったとは絶対に思わないけど、こんな風に好きになりたくなかったなあと思います。ここには書けないような邪な思いが沢山あって(殴られたいとかね)、ユンギさんには綺麗なものだけを見てほしいと思う自分と矛盾が生まれて、人格が決裂して、ああもう死ぬしかねえなと思うわけです。来世ではユンギさんを好きになりたくないけど、こんな風にほかの誰かを好きになるのは嫌だから、来世なんかなくていい。来世の私の寿命とかあるなら全部ユンギさんにあげたい、あげる………
しんどくて仕方なくて私の人生から出て行ってくれと思うこともよくあるけど、そうやって泣きながら寝たところでまた次の日もユンギさんが好きなまま起床してしまう(あるある〜)せめて次の世ではふつうのオタクになりたいです。
私のリアコ事情はどうでもいいのでここまでにして、ユンギさんが世界中から愛されていればもうそれでいいです。小言が多くてメンバーにはいはいって流されてあんまり聞いてもらえないときも、弟たちにいたずらされても、そこに愛があればよい。ありがとう(なに?)


私にとっての春の始まりで、時には冬で、喜びであり悲しみで、憧れであると同時に寂しさのもと、私の暗闇を星空に変えてくれる、小さくて遠い光みたいなひと

 

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ユンギさんに出会わなきゃ生まれなかったいや〜な感情もいっぱい抱えてるけど、それでも好きでいたいしもらったものが多すぎるから、来年もおめでとうございますって言えたらいいな、絶対またメソメソ泣いてるとおもうけど………
ずっと自分の道だけを睨みつけていたユンギさん、六人と肩を並べて上を向いたユンギさん、もう辞めてしまおうと思ったかもしれないユンギさん、高いところにいるのが怖くなってしまったユンギさん、いい日を過ごしたユンギさんも最悪の一日だったユンギさんも、全部一日ずつバトンをつないでくれたから、今日ユンギさんがまた一つ年を重ねたんだなと思うと、知ることはできない毎日にもどうか届くといいなと思いながら小さく拍手を贈ります。繋げてしまわないほうが楽だった日もあるんじゃないのかなあ、でも繋げてくれて本当にありがとうございました。

ほぼ毎日泣きながらブログを書いているけど全然進んでない。私はユンギさんを推していること以外とくにこれといった取り柄のない人間なので、大好きなひとの誕生日に贈るような綺麗な言葉を知らない。もっとたくさん本を読んでおけばよかったなあと後悔する(そうですか)それに加えてオタクは無力なので、ユンギさんの明日の晩御飯を好物にしてあげることも睡眠時間を一分増やしてあげることも、雨の日を晴れに変えてあげることもできない。傘をさしてあげることもできない。自分の持っている愛みたいなものは重たいだけで役に立たないのに、どうしても捨てきれないまま今日を迎えてしまった。ハア

ユンギさんが掲げてきた大きな目標が次々と達成されていくから忘れてしまいそうになるけど、見えないところにたくさん傷があって流した涙も汗も計り知れないんですよね。私はたくさんの夢を叶えていく防弾少年団も好きだけど、もうそれ以上に望むことがないというか、ただ幸せでいてくれたらいいなあと思います。全員が健康で、好きな音楽をやってくれたらそれで十分です。それに結果がついてきてみんなが喜んでいるところが見れればこれ以上のことはないなあと思うので、ユンギさんもとにかく幸せであれ。私の言葉は呪いになりそうなので届かなくていいんだけど、迷惑はかけないので勝手に幸せと健康を願うことぐらいは許してほしいな…

 

ユンギさんが自分の中にある感情を音楽としてこの世に産んでくれたおかげで、私はキツいときに一緒に戦ってくれる仲間を得たような気分になります。ユンギさんが産んでくれた言葉は確実に私を強くしてくれたし、自分を少しだけ好きになれたような気もする。私の人生に現れてくれて本当にありがとうございます。前のブログに書いたとおり、今でもずっと変わらず重たくユンギさんが好きです。もういやだ!!!って泣きながら寝るぐらい………(泣)

どうかユンギさんのこれからの道が暖かく照らされていますように、笑う日が多くありますように。あわよくばそれが、私の見える場所にずっといてくれますように。ユンギさんの毎日にたくさんの祝福と幸せがあることを願います。かっこよくてかわいくて小言がうるさくて天才の私の推し 私が私でいられる大きな理由になってくれてありがとうございます。来年も再来年もきっと好きです、みんなにたくさんお祝いされてください、ユンギさんの生きる今日が好きです。


2019.3.9

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戦記

 

 

⚠︎この記事は2018年8月のものです。あまりにも日本語が酷いところと、なんとなく読みやすいようにできるだけ修正して再掲します。当時の私、めちゃくちゃ尖っている(たった二年前なのに?)なんかもう全部黒歴史なので笑ってください………

 


 

何そのタイトルって感じだけど読んで字のごとくそのまんまです。

当時のツイッターにはちょくちょく書いてたけど決着もついたことだしまとめてみようかなと思って書いたものなので、興味ある人だけ読んでください。

 

読む前の大前提(フォロワさんならわかると思うけど)

・私は基本的に自分が生きるので精いっぱい

・歴史について大した知識もない(つまり頭が悪い)

・なので別に左右の人たちは勝手に争ってくれたらいい

・だけどネトウヨのお父さんは心底気に入らない

・推しはお隣の国にいる

・思想なんか関係なく、自分の精神の平穏と楽しいオタ活を守りたいだけ、全部自分のため

 

以上、これだけで私にとっちゃ戦争する理由は十分でした、だって目の前で推しの悪口言われ続けるの普通に嫌だから。そういう感じで、いつかボコボコにしてやろうと決めた娘が実際にボコボコにして自分までボコボコになった忘備録です。

 

 


お父さんは元からネトウヨだったかと言えばそんなことはなかった、はず。私が働き始めて数年だけど何となくいつからかネトウヨだった。昔は好きなお笑い番組とか車のレースが好きでよく見ていたのに、それを見ず一日中ネットに張り付くようになった。よくあるyoutubeの洗脳動画(って勝手に呼んでる)を見てたり、自分のブログにヘイト記事を毎日のように書いていた。〇国はあかんで、国交断絶!とかそんなんばっかり。そして食卓につけば聞いてもない隣国の悪口を言い始める。それに比べて日本はすごいとかね、もう模範解答です(なんの?)

 


知らんがな、私に言うなや何なんだよ親でも殺されたんかと思いながら、怒ると怖いから反論せずにとりあえず流していました。そんで後からお母さんに悪口言った。お母さんも「何でああなったんかねえ~」と呆れていた。

一オタクの個人的な意見としては、お父さんも先短いんだから楽しく生きてくれたらいいなと思う訳なんですよ。どうせあんたが生きてるうちには何も変わらないんだから、それなら悪口言ってないで楽しいことして過ごせばいいのに。めちゃくちゃ楽観的で何も考えてない意見です。誰にも強要してないので流して。でもその「楽しいこと」っていうカテゴリーの中に、隣国叩きやヘイトスピーチが入ってるんだろうなと思うとめちゃくちゃ悲しかった。元は仲が良くで大好きだったから。うちのお父さんをネトウヨにした動画やら本やらを作った人全員に睫毛の毛根が死滅する呪いをかけました。よくもやってくれたな……

あとお父さんは読書が好きなのでそういう本が家にたくさんある。私はネトウヨの教科書って呼んでいます。動画とかもそうだけど、得る情報を自分で選択してそんなもんばっかり読んでたらそらネトウヨにもなるわな。ちなみにうちの上司によると、「物事を理解しようと本を読むんなら、それぞれ違う視点から書かれた本を三冊読むべき」だそうです。偏らないためにはいろんな視点からその物事を見て自分で考えて、自分なりの着地点を自分で決めるべきだと教わりました。

てかそう考えたらお父さん偉そうにいろいろ言ってるけど思考停止してね?(ギャルの人格)洗脳されてるの恥ずかしくないのかな、、まあ気付いてないんだから恥ずかしくないんでしょうな…

 

お父さんが YouTubeネトウヨ教育動画を見ている横の部屋で娘は大音量で韓国語の治安悪い音楽を流す毎日でした(地獄)

 

まあそう腹立ちながらもスルーし続けて数か月。家族でご飯を食べているときに化粧品をアマゾンで買ったから明日届くかもというと、「どこの?」と聞く。まあ普通に韓国のだけど知らん~と誤魔化すと、「化粧品はD〇Cのを使え」とか言い出した。ふつうに「ハ?」いうたわ

 


一応理由を聞いてあげると「あの会長(社長かも、しらん)は偉いから」だとか。ドン引き以上の言葉があるならそれを当てはめたいレベルで引いた。とりあえず流したけどこっちの行動まで制限し始めたのがクソクソクソ腹が立ってお父さんとも繋がってる某SNSで悪口を書いた。お分かりかと思いますけど陰湿オタクなので。案の定その会長だか社長だかは隣国に対するヘイトスピーチをしてたわけなので、何でそんなとこの買わなきゃいけないんだクソみたいな内容だったと思う。

その時は夜中でお父さんは仕事に行ってて家にはいなかったけど、普通に返信が来た。噛み付いてきやがった。「ヘイトスピーチについての歴史は勉強したか?日本へのヘイトスピーチについてはどう思う?答えられないなら簡単に言葉に出すんじゃない。もっとちゃんと歴史を勉強しろ」とのことでした。いや〜ありがたいですね、ありがたすぎるお言葉です。こんな有能な遺伝子は世界のために残せないので私は一刻も早く死ぬべきだと思いました。

 


いやどの口が言うんやオブザイヤーでしょマジで笑ったわ。歴史の前に道徳の授業受け直してきなよ、、共感性羞恥で死ぬかと思った、、、

 

でも私はこの時を待っていたのです。この時のために爆弾を用意していたので。やっとそれを投下できる時が来た。それがこれ。

 


 


は?勉強してないし興味ないけど普通の人間がすることじゃないことは分かるよ。普通に考えればね。てかヘイト撒き散らすよりよっぽどマシでは?いちいちグタグタうるせえな よそを下げないとあげられないうちが一番恥ずかしくない?口を開けば〇国人ネットを見れば〇鮮人、それしか言うことないわけ?残りの短い人生そうやってずっと在日が~〇鮮人が~って言いながら死んでいく訳?えっかわいそう 死んでもわたしはそんな風になりたくない。マジで恥ずかしいからいい加減にして 思想も政治もクソほどどうでもいいけど何人とか関係なく人の悪口ばっかり言ってる人間を家族だと思いたくない。偉そうに表現の自由がどうとかいう前に自分がされたこと人にしちゃだめですって習う小学校の道徳でもやり直してきたら?あとブログとSNSの投稿通報されてるの知ってる?クッッソつまらん記事をちゃんと読んでヘイトスピーチにひっかかるところをかいつまんで通報したの私だよ、削除されなかったけど 時間返せ あとネトウヨの教科書を私の物の上に置くな燃やすぞ 娘に嫌われてまで愛国戦士頑張りたいならご自由にどうぞ 応援するよ さようなら

 

以上です(長いよ)

ラップバトルですか?

ところで私の推しは天才ラッパーなんですよ(聞いてないですよ)

 

 


まあここまで送ったのはいいんですけどね、普通に応戦してくるかと待ってたらきた返事が

分かった。

えぇ~~~(椅子から転げ落ちる)それだけ?もう心折れたん?弱すぎん?さすが私の親。メンタルがゴリゴリに弱いのは遺伝だった。まあそら最愛の一人娘からこんな暴言吐かれたら心折れるわな(他人事)

 

送ってすっきりしたのはいいけど、大問題はここからでした。

帰ってこねえわ

いつになっても帰ってこねえ…一応心配になって起きてたんだけどマジで帰ってこないの。お母さんが連絡しても出ないし既読もつかない。普通に死んだと思った。私が殺してしまったと思った。半日ぐらい待ってやっと帰ってきたけど普通に無視されて草(笑っている場合ではない)そのあとわたしも仕事の時間になったりして話できなくて、一応言いすぎたし謝ろうと思って遅い父の日のプレゼントを買って帰った。その日はもう寝てたので話せませんでした、、次の日も起きたらいねえ~~~完全に避けられてました。ネットでは調子こいてるくせにな(やめなよ)

でも私が仕事に出る前に帰って来たから逃げられないようにリビングに追いつめて仲直りした(無理やり)ひどいことを言ったのは謝るけど自分が間違っているとは思ってない、こっちも税金を払ってるから政治家に文句を言うのはなにも言わないし勝手にしてくれ、だけど私の前で人種差別をするな、という和解で決着がつきました。めちゃくちゃ遠回りしてんな~………思春期とか反抗期がぜんぜんなくて、お父さんに反抗したことってたぶん一回もなかったんですよね。だからどう反抗していいのかわからなかった結果がこう。生きるの下手すぎん?

 

そんなこんなで終戦。いつも通りに戻りました。

お母さんから聞いた話によると、私が謝るまで家を出ていこうとしてたらしい。いやまずお前が謝れや

仲直りしたことを聞いたお母さんが一番安心したそうです…そうよな…ごめんね…

 

時々ブログを監視してるけど、まあ変わらず政治家とか気に入らないことはあるみたいだけど私との約束は守っているみたいだからいいとしよう。自分が今日とか明日ちゃんと生きれるかもグラグラで推しだけに救われてなんとか生き延びてる情緒不安定ゴミオタクだから、そうやっていろんなとこに目つけて文句言える余裕があるって羨ましいと思う(皮肉)(煽り5000%)

 

ツイッター見てると同じように親がネトウヨで苦しんでる人をよく見かけるので心が痛い。マジで意味わからんよな~変な宗教と一緒じゃん、、まあアイドル信仰してる私に言われたくないだろうけど……

とりあえず同じように苦しむ人がちょっとでも減ればいいなと思いません。悪意に塗れた人間が近くにいるとそれだけで疲れるし、侵食されないようにするの大変だと思うけど好きなこと見つけて息抜きして出来るだけ楽しく過ごしてほしい。家それぞれで環境も親の性格も違うからなにも分からんわたしに言えることなんかないんですけどね……

 

ツイッターでぐちぐち言ってるわたしに優しく言葉をかけて励ましてくれたホロワーさんにはめちゃくちゃ救われたので本当に感謝してます。わたしも誰かをそうやって励ませたらいいなあと思うのでいつでも愚痴言いにきてくださいね、いないのが一番だけど…

 


私は楽しいオタ活を邪魔されないためだけに文字(暴言)を打った。戦わなければ勝てない、と進撃の巨人で学びました。やりすぎたと後悔はしたけど結果オーライだと思ってます。戦う理由は何であれ、そんな風に力任せ&クソ陰湿なやり方でも状況が改善することがあるかもよというお話でした……悪化する可能性のほうが高いので推奨はできませんけど(私を反面教師にしてください)ネットには仲間がいるかもしれないし、自分の好きな物で出来た世界は自分のものだし、自分で稼いだ金で好きなもの買って好きなとこ行けばいいんだよ!と言い聞かせてなんとか生きてきた。何処産のものを食おうと何処へ行こうと何を食おうとアイドル信仰しようと、どうせみんないつか死ぬ(ヤケクソ)

何が言いたいのかよくわかんなくなったので終わります。

 

それと「推しが反日だったらどうするんだ」って質問には「興奮する」以外の答えはない拗らせ限界キモオタクなのでそこらへんはご心配なく!(死になよ…)

 

 

 

 

 

2020/6/22 追記

どうでしたか(どうでしたか?)

これを書いた当時は今より何倍も情緒が不安定でよくアカウントを消したりを繰り返していました。いろいろ試してやっとここまで持ち直した今だから思うのは、好きなものを守るためと大義名分があれば、人間はかなり無理をできてしまうんだなあということです。もうあんな熱量でブチギレたりしない、ちゃんと棲み分けて割り切って生きていくことにしました。最近は普通に話もするし家族でご飯を食べに行ったりもしますのでご安心ください…(?)

 


当時の私も書いていたけど、もし同じような悩みがある人がいたら話を聞くぐらいは出来るのであんまり一人で抱え込まないでくださいね、、自分の好きなものを守れるのは自分だけだし、「あなたが何かを好き」っていう感情を否定したり馬鹿にしたり踏みにじっていい権利は誰も持ってないってことをどうか忘れないで………きっとこれを読んでる私のフォロワーさんだったら、大好きなものは同じかと思うので……性別や肌の色や言語や宗教は何も重要じゃなく全部を超えて自分に届いた音楽はいつも私たち一人ひとりの側にあるようです。

 


追記のせいでまた長くなってしまった。ここまで読んでくれた人はいるんだろうか、ありがとうございました。

 

 

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「21世紀を生きる全ての女の子たちよ、手を上げて叫べ!」と言ってくれた彼らの名前を、いつかまた一緒に堂々と叫びましょうね

 

 

 

 

オタク目線で見えるミンユンギさんの話

 

ねえオタクさんの推しってどんな人?って聞かれたら、花様年華を連れてきた人と答えたいなあと最近思い始めました。なにも知らない人が聞くと???ってなるしかないけど、わたしが納得してそう言えるんならそれでいいんです。エモエモフレンズのアミなら分かってくれそうだし(そう?)

 

では、花様年華を連れてきてくれた人の、どこが好きなんだろうと考えたときに、すぐ答えは出ないんですよねこれが。なのでいつ聞かれてもいいように(聞かれない)、ここに書き残しておこうと思います。ツイッターでそれ見たでって話が出てきても、それが多分サビの部分に当たるのでさら~っと流してもらえたら嬉しいです。

 

防弾少年団のメンバーを全員知らない、全員同じ顔に見える現象だったときでも、ユンギさんだけは何故か見分けがついていたことを覚えています。スガじゃなくてシュガなんだ、、へえ、、って思った気がする。CDショップという仕事柄、展開を作るのにいろいろ調べた時に彼の担当が「ラッパー」と書いてあることにびっくりした記憶もあります。こんな小さくて(失礼)可愛い顔の人がラップするの?ぐらいにしか思っておらず、まさかこんなに深い沼を持つ人だとも思いませんでした。

 

そんなわたしが防弾少年団にハマったのは突然のことすぎて、なぜか帰り道に頭の中に流れてきた「マニマニ~~」というメロディーの曲を思い出したくて、調べて、そういえばこれのフルってどんなんなんや?というところからMVを見た、そのせいでこのザマですよ(呆れ)MVが繋がっていることを知り、遡り、WINGSのムービー解説まで読んだ。そこまでが一瞬の話でした。

 

当時のわたしはちょっと色々あったせいで精神衛生的によろしくない状態だったんですが、もうそんなこと忘れてストーリーを理解しようと必死になった。初めて触れるK-POPとかヒップホップっていうジャンルにわたしが手を出せたのは、あのMV群あってのことだと思うので、ビッグヒット先輩感謝永遠に、、MVを見ているうちに「曲めっちゃええやんけ……」とあっという間にズブズブとハマり、自分の店でCDをあるだけ買い揃え、(店長に驚かれた)言葉も分からない早口のラップをひたすら聞いた。歌詞の訳を見てもごもごと咀嚼しながら聴き込んでいるうちに、なんとなく自分が強くなったような気がしてきて(錯覚)、今までうじうじ悩んでたことをあまり気にしなくなったんです。不思議。21世紀少女を聞くと無敵な気分になりませんか?そういう感じです。何もしたくなくて塞ぎ込みがちだった生活が急に楽しくなりました。顔と名前もいまいち一致しない、全く読めない違う言語で歌われた言葉に、間違いなくしっかり救われてしまって自分でも驚きました。もっと早く知っていたかったなあとよくおもうけど、どこかで見たツイートに見習って、わたしにとって一番防弾少年団が必要だったのはきっとあの時なんだろうなと思うことにしました。心がふっと軽くなった感覚をずっと覚えていて、今でも思い出すと泣きそうになるので馴れ初め(違います)はここまでにします。

 

いつからどういう経緯でユンギさんを推すようになったのか、実はよく覚えていません。気が付いたら好きだった。何も知らないときにふつうに可愛い顔~って思ってただけだった人が、今にも人を殺しそうな形相で過激な言葉を吐いている、かと思えば歯茎を満開にして笑う、なんだこれは、、(?)と思ったことは覚えているので、多分そういうことだったんだと思います。ここまできて、やっと推しの好きな部分を語り始めます。早くも疲れが見えてきました。死ぬほど暇な人は引き続きよろしくお願いします🤲そして推しという最強のフィルターがかかった目線での話なので妄言2000%です。それを踏まえた上でどうぞ。

 

ラップの技術や曲の作り方などは素人的に語れるところはない(無知すぎる)ので、そういうのはそういう人に任せて、あくまで一オタクから見たユンギさんを書きます。個人の意見なのでほえ~~って感じで軽く流して読み終わる頃には忘れてください。

 

 

「カーブ」と「ストレート」

ユンギさんを見ていて印象的だなあと思うのが、インタビューでの受け答えです。リーダーであるナムさんはすんごく頭の回転が早くて、その場にあった適切な答えを、頭の中を引き出しを猛スピードで一気に開けて探して言葉を選んで話している感じがするんですが、ユンギさんは真逆だよなあと思うんです。竹から生まれたんか?ってぐらいズバッと、最初からそう言うと決めていたみたいに話すところがすごく対照的で、この二人が一緒のチームにいてよかったと思うことがよくあります。答えづらい質問を、はぐらかしたと思えないほど綺麗に言葉を変えて躱すのが上手いナムさんと、そんな質問にも凛とした答えをひとつだけもっていて、それを直球で投げるユンギさん。

 

 

「過程」と「結果」

もう一つ二人で対照的だなと感じることがあって、ナムさんとユンギさんの二人が重きを置く部分の話です。どっちがいい悪いではなくて、見ていてこちらが感じる部分の話です。二人とも音楽を作って発表していくことに並々ならない情熱を注いで、大きな舞台からヘイターたちを嘲笑っている訳ですが、ミクテの歌詞やら話している内容を見ていると、二人は似ているようで似ていないんだなとつくづく思います。真偽は知らないから印象の話ね(しつこい)

 

歌を作ったり、その歌を作るきっかけだったり、携わってきた人、物、大きな賞への道のりだったり、ダメだった物、失敗作、その他諸々の成功への「過程」「道のりに感じたこと」を大切にするイメージなのがナムジュンさん。

 

対して、歌を完成させること、1位を獲ること、大きな舞台に立つこと、自分をバカにしてきた人たちを見返すこと、賞を獲ること、分かりやすく見える「成功」「結果」「数字」にこだわるのがユンギさんであるイメージです。そうやってこだわった結果成功してみせてくれるからかっこいいんですよね本当に、、こう話してみると正反対だけど、歯車みたいにうまくはまっているからちゃんと回っていて、そこにホソクさんというこれまた唯一無二の色を持ったラッパーが入ってくるから、防弾少年団のラップラインはとんでもねえな!と思うわけです。

 

そして彼は有言実行の鬼じゃないですか。世界がユンギさんのために回ってる?って錯覚しそうなぐらい、口に出したことを実現してみせる。え~~~~わたしの推しめっちゃかっこいいじゃん……………………(新鮮に驚く)

グラミーなんてとんでもない、って思ったけど、ユンギさんが言ったからにはきっと実現してしまうんだろうなと楽しみにしてます。ミクテで次はビルボードって言ってたのに、もう超えてしまったんやな……

 

 

「前に行きたきゃファーストクラス予約したら?」

お前はエコノミー人生 俺の後ろだろ、と続く訳ですがもう頭が上がらないったらない。名曲AgustDで一番好きな歌詞です。ユンギさんの厭世的な感性が惜しげもなく大爆発して残ったのは灰だけ、な感じのミックステープ。わたしが死んだら葬式で流してください、skitも全部。(遺書)心臓の弱いオタクなのでThe lastだけは覚悟を決めないと聞けなくて、まだ数回しかちゃんと聞けてない、弱すぎる。

 

こんなことを歌にして全世界に見せるほどのエネルギーはどこから生まれるんだろうと考えたときに、ユンギさんの場合は「負」のエネルギーなんだろうなと勝手に予想を立てました。言われた悪口、減らないアンチ、自分の弱さ、過去、自分を取り巻いてきた全ての負のエネルギーをどうにか消化させて、諦めを怒りに変えて、メロディーを打ち込んで歌詞を殴り書いたんじゃないかと、思ったりするんです。

ユンギさんは自分の弱いところを見せる強さを持った人だとは思うけど、痛みを感じない訳じゃないじゃないですか、人間だし。だけど今のユンギさんを見ていると、今まで受けてきたものを拾い集めて繋げて、何を投げられても豪快に打ち返してホームランにしてみせるようなとんでもバッドを持っているような気がします。気に入らないものに音楽で喧嘩を売って煽りあげる最近の感じほんとに好き。代わりに泣いてあげたいと思えど叶わない無力なオタクは、やったれやったれ打ち返したれ~とヤジを飛ばします。

好きなバンドの曲の一部に「大丈夫だ あの痛みは忘れたって消えやしない」という歌詞があるんですがそれを聞くたびになぜかユンギさんの顔が浮かびます。何を言われても表情一つ変えずに気にしていないようにしながらどれだけの痛みを受けて、忘れてきたんだろうと考えると日が暮れて朝になりそうです。

ところでユンギさんって青い炎みたいですよね(突然どうしたの?)静かに揺れていて穏やかに見えるけど、触ったら死ぬほど熱いみたいな、そういう感じ。もしユンギさんが見るからに情熱的に、体育会系な感じでやってやろうぜ!って感じの人だったらと考えたらちょっと面白い。内に秘めたものをうまく使って、言葉で出来た盾と剣で戦っているような、そんなユンギさんの背中が大好きです(何の話)

 

 

「first love」

この曲がね、好きなんですよ(そうですか)

でも聴くと体力を激しく消耗するのでたまにしか聴けません。しんどい。AgustDの曲みたいに棘があるわけでもないのに、胸がぎゅうっと掴まれて死にそうになる。ストリングスが入ってるのがもうずるいと思う。最初はただ話しているみたいなのに、途中からの切迫感がとんでもなくて逃げたくなります。音楽を切って離せないユンギさんとピアノは本当に運命共同体なんだなと思ったし、「人生の始まりから終わりまでを見守る役目がお前にはあるから」って言葉やばくないですか、、?来世はユンギさんのピアノかキーボードか音楽機材になりたい。

 

聞いていると逃げたくなる理由の一つに「死ぬほど苦しそうな息継ぎ」があげられます。

ユンギさんの息継ぎって基本的に苦しそうで、息継ぎをする度に寿命を削っているようだといつも思います。すごく短い隙間で細い喉を搔き切るみたいに空気を取り込んで、ヒュウっていう音がする感じ。その音がずっと怖くて、怖いけど大好きなんです。生に執着しなさそうな男が、思いの丈を吐き出すために酸素を取り込む行為であって、命を削って紡がれる歌詞の尊さときたら通常の5億倍まで跳ね上がります。

WINGSツアーのfirst loveのパフォーマンスを見ていても、この人はこのままここで力尽きて死んでしまうんじゃないかと思います。毎回真っ赤なライトの中に帰っていくユンギさんを見て「アンデェ~~~~~~😭😭😭😭😭」って叫ぶ(病院送り)

 

 

「93」

ユンギさんが生まれたのが93年で良かったなあと思うし、リーダーがナムさんで良かったなあと思うという話。姑のように小言を言うボスみたいなユンギさんが、グループの「次男」であることに神様の配慮と運命を感じます(???)もしユンギさんが長男だったりリーダーであったなら、今の防弾少年団の空気ではなかったんだろうなと思うのです。決して貶しているわけではなくて!次男には次男の役割があって、明確に決められているわけじゃないけどもユンギさんがぴったり居心地よく嵌ることができるポジションがあって、それを全うされていてすごいなという結論です。

弟たちに小言を言って叱るのが自分の役目だと話してたり、その上に包容力の化身のような長男がいるのでユンギさんもろとも丸っと包み込まれているのもほっこりする。個人的に、ユンギさんがソクジンさんに「ヒョン!」と呼びかけるのを見ると「お、弟だ~~~~!!!」って叫びたくなる。謎に興奮してしまう。

口うるさく小言は言えどグループの統括はリーダーの役割だという引き際があるというか、口を出すべき時と出さない方がいい時をしっかり見極めてるんだろうな、、会食で言っていたテヒョンくんとジョングクさんに長いメッセージを送ったとかそういうエピソードを聞いて、より一層「次男」のユンギさんが好きになりました。見ていないようでちゃんと見ていて、必要な時には手を差し伸べてくれるユンギさんってすごく素敵なお兄さんでは????(今更?)

 

 

「天才」

みなさんもうご存知かと思いますが、わたしの推しって天才なんですよね。天才を推してるわたしのことすら誇らしくなるぐらい、それはもう天才なんです。生まれ持ったものだってそりゃもちろんあるけれど、ユンギさんの場合はそれを絶対に「手放さなかった」ことに意味を持つタイプの天才なんじゃないかと思います。こんな高いところまで上がってくるまでの、わたしの知っている範囲のことを思い出すだけで「わたしなら諦めるか死んでた」と思う。最初は家族にも理解されず、作った音楽も金にはならない、お金もない、そんな状況でもまだ夢を追いかける熱量を持った人が天才じゃない訳ない。

 

突然の私ごとで恐縮なんですが少しだけお話します。自分自身も小さい頃から音楽をやっていて、その道に進むことしか考えていなかったんですが、いろんな理由が重なってその道が途絶えてしまいました。諦めずに足掻いて努力すればまた道は開けたんだろうけど、とにかくショックで何も出来なくなって全部放り出したんです。でも結局は音楽が好きで、好きなことに携わりたかったから今の仕事をやっているわけなんですが、本当は自分も表現者になりたかった。そんなこんながあるから、ユンギさんがかっこよく見えて仕方ないんじゃないかなと思います。勝手に自分の姿を重ねては消して、自分の出来なかったことをとんでもない生命力でやり遂げてみせた姿がいつ見ても本当にかっこいいんです。才能と成功を渇望して努力を怠らず、ずっと続けることがどれだけ大変だろう。こちら側には見えない悪意や逆境だって死ぬほどあっただろうに、続けてくれてありがとうという気持ちしか出てきません、、彼の人生に見合う対価を全て受け取って、誇らしげに掲げてほしい。

 

 

「円陣の向かう先」

防弾少年団はすごく個性的で各個人が特化型であるけど、その七人がチームとして一緒に歩んでいる事実がもうとんでもないと思いませんか?(語彙力全焼)

一つの心臓を分け合った七人の少年、七度の鼓動が一つの前進、立ち止まっても六人がいて、円陣を組むと七人が繋がる。語弊があるかもしれないんですが彼らは前向きなグループというよりかは怖がりだと思うし、一歩を踏み出すのもすごく大きな勇気を七人で振り絞って歩んでいっているように見えるので、その中にユンギさんがいることを考えると涙が出そうになります。あんな共同生活とかグループっていうものが向いてなさそうなのに、、、(失礼)

デビュー前に怪我をした時に、言うと事務所に切られると思って言わなかったって話を聞いた時に胸が締め付けられて死ぬかと思いました。そんな風に下を向いて自分の道だけを睨みつけていたユンギさんが、六人と肩を並べて切磋琢磨しながら階段を上がっているんだなあ、よかったなあ、、七人の行く末なんか誰にも分からないけど、出来ることなら終わる時まで見届けたい。

 

 

「授賞式 どうしていつも はしっこに」(心の五七五)

「次の目標はビルボード」「オリンピックスタジアムでライブがしたい」「ビルボードでパフォーマンスをしたい、チャンスをください」「次は、、グラミー?」どれもこれもユンギさんの言い放ったどでかい目標だったと記憶してるんですが、いざなにか大きな賞をもらったときのユンギさんめちゃくちゃ慎ましやかで可愛くないですか?(何の話?)誰よりも大口を叩いてみせるのにそれが叶った途端にそんなはしっこで、、照れ臭そうに笑ってるの、、why何故に………そして最高に照れ臭そうに、だけど嬉しそうに笑う顔が本当に可愛くてこっちまで幸せになれるのでこの世の賞という賞全部あげたい。あとトロフィーを大事そうに見つめるユンギさんは世界遺産に登録した方がいいと思います。世界をあげて守ったほうがいいよあんなの、、

 

 

花様年華

わたしの花様年華を連れてきてくれたのはユンギさんですが、果たしてユンギさんにとっての花様年華はいつなんだろうと考え始めました。2016年の花様年華オンステージのインタビューで、「今この瞬間が花様年華だと思いますか?」と聞かれたユンギさんは「そうじゃなかったらいいと思います、これ以上明るい未来がくると信じてるので」と言っていました。それを2018年の今見ると本当にその通り、あの頃より大きな会場で、あの頃よりたくさんの人の前でコンサートをしているし、出したアルバムはとんでもない記録を残した。今のユンギさんに同じ質問をすることはできないけど、もし出来たとしたら何て答えるんでしょうね~、、欲張りだと言っていたユンギさんならまだだと言うかもしれないし、いつか(考えるのも恐ろしいけど)活動が終わる時、思い返してみたら全部が花様年華だったと言うのかもしれない。

 

しがないオタクの目線から見ればいつだっていいものを作ろうと努力を続ける少年団は輝いているし、どんな記録を作ろうと作るまいとあまり関係ないんですけどね。記録を多く作るから好きな訳じゃないし、あの子たちがやってきた努力に見合った賞賛を受けられればそれでよいのです。だから彼らが自分達の打ち立てた数字に縛られずに、ずっと自由にやりたい音楽をやってくれたらいいなあと思います。防弾少年団の音楽が周りの大人のためのものにならなければいいとずっと願ってます。

ユンギさんはきっと色々考えて高いところにいるのが恐ろしいと思うかもしれないけど、毎日が花道でなくてもいいんです、ユンギさんの掲げる目標が無くなったっていい。だってユンギさんが好きだもん~~~~(IQ2)

推しなんて生きてくれてるだけでこっちは丸儲けなので、今日も韓国の方角に手を合わせて寝ます。

 

 

そして余談なのですが、わたしが防弾少年団にハマってから、あまり手をつけていなかったお店のK-POPコーナーを勝手に改造しまくった結果、コーナーにたくさんお客さんがついてくれるようになりました。今まで振るわなかったK-POPの売り上げが防弾少年団のおかげですごく上がりました、色んな意味でありがとう防弾少年団、、、!

 

長くなりすぎたのでもう終わります。ここまで読んでくれた人はいるんでしょうか、いたらありがとうございます。有意義に無駄な時間は過ごせましたか?

 

音楽を諦めないでいてくれてありがとう、バンPDさんに騙されてくれてありがとう、アイドルになってくれてありがとう。わたしが見つけるまでアイドルでいてくれてありがとう。わたしはこんなに助けられているのに、それに見合ったお返しが出来ないなあといつも悔しいです。だけどずっと邪魔にならないように見守っていたいので、時間が許すまでずっとステージに立っていて欲しいです。

ユンギさんの作る音楽に力をもらった多くの中の一人は、今日も日本のすみっこでせっせとポップを書いています。大好きだ~~!!お粗末様でした!

 

 

 

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